
昨日のブログの最後に
私なんて無理と思う人ほど挑戦してほしいと書きました。
私もそうでした。英語圏で仕事を何年していようと、私の英語は日本語訛りで文法の間違いも沢山します。でも伝えたいことががあれば伝わる。このシンプルな答えに辿り着くまでに時間がかかりました。
博士号を持っていない自分にコンプレックスを感じていた時期もありました。でもどんなに素晴らしい雑誌にパブされている論文を出してもICNに採用されない人もいる。逆に???と思う内容が採用される人もいる。この理由を見つけてから楽になりました。
しかし毎年抄録を出すことは簡単ではありません。旅費もかさばるし、永遠には続けられない、と次第に思うようになりました。でも今回その考えを捨ててしばらくは走れそう、と感じました。私の背中を押してくれた人との再会です。
彼女は今回以外、毎回抄録を出していた、と言います。その間に研究や教科書の執筆も行なった方です。しんどくないですか? と聞きました。
んん~でも臨床の中で、データを比較したり参考文献を読んだり、症例から、気づきが生まれてこれをシェアしたい! って思わない?
そう、この学会はそのシェアしたい! の集まりなのです。小さな気づきから大きなプロジェクトや研究まで。それがこの学会の良いところ。
でも私は英語が第2言語で、貴方みたいにチャッチャッとは書けないから
と言うと笑っていました。
私は今回の発表で気づきました。スライドを作って発表の練習をしていると、自分の考えがどんどん明確になります。メッセージがはっきり見えてきました。考えてみればヘルシンキの時もそうでした。
と言うことは抄録から更に洗練されるのが発表。パブできるような文章を書いてから抄録を書くのではなくて、伝えたいメッセージ(もしくは臨床の気づき) があればそこから始めて、つける肉が何かもはっきり分からない時点で抄録を書くやり方もあるのだ、と思いました。
研究者だけのための学会ではなく臨床家のための学会。そこを忘れずに! 長い歴史のある看護職と異なり、新職種だからこその学会。
2年後の開催地はニュージーランドのウエリントン。今から準備を始めれば間に合います。


冒頭写真: 今回の会場だったコンベンションセンター。グランドピアノの形をしています。






