走るナースプラクティショナー

診断も治療もできる資格を持ち、カナダAB州で薬物依存、メンタルヘルス、ホームレス、貧困層の方の診療をしています。

私には無理

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昨日のブログの最後に

私なんて無理と思う人ほど挑戦してほしいと書きました。

私もそうでした。英語圏で仕事を何年していようと、私の英語は日本語訛りで文法の間違いも沢山します。でも伝えたいことががあれば伝わる。このシンプルな答えに辿り着くまでに時間がかかりました。

 

博士号を持っていない自分にコンプレックスを感じていた時期もありました。でもどんなに素晴らしい雑誌にパブされている論文を出してもICNに採用されない人もいる。逆に???と思う内容が採用される人もいる。この理由を見つけてから楽になりました。

 

しかし毎年抄録を出すことは簡単ではありません。旅費もかさばるし、永遠には続けられない、と次第に思うようになりました。でも今回その考えを捨ててしばらくは走れそう、と感じました。私の背中を押してくれた人との再会です。

 

彼女は今回以外、毎回抄録を出していた、と言います。その間に研究や教科書の執筆も行なった方です。しんどくないですか? と聞きました。

 

んん~でも臨床の中で、データを比較したり参考文献を読んだり、症例から、気づきが生まれてこれをシェアしたい! って思わない? 

 

そう、この学会はそのシェアしたい! の集まりなのです。小さな気づきから大きなプロジェクトや研究まで。それがこの学会の良いところ。

 

でも私は英語が第2言語で、貴方みたいにチャッチャッとは書けないから

 

と言うと笑っていました。

 

私は今回の発表で気づきました。スライドを作って発表の練習をしていると、自分の考えがどんどん明確になります。メッセージがはっきり見えてきました。考えてみればヘルシンキの時もそうでした。

 

と言うことは抄録から更に洗練されるのが発表。パブできるような文章を書いてから抄録を書くのではなくて、伝えたいメッセージ(もしくは臨床の気づき) があればそこから始めて、つける肉が何かもはっきり分からない時点で抄録を書くやり方もあるのだ、と思いました。

 

研究者だけのための学会ではなく臨床家のための学会。そこを忘れずに! 長い歴史のある看護職と異なり、新職種だからこその学会。

 

2年後の開催地はニュージーランドのウエリントン。今から準備を始めれば間に合います。

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冒頭写真: 今回の会場だったコンベンションセンター。グランドピアノの形をしています。

 

 

 

4と5度目の発表

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国際学会での発表は今回で4と5度目の発表となりました。ラッキーなことに100発100中で採用してもらっています。

背中を押してくれる人にであって

missynp.hatenablog.com

 

振り向けば道は繋がっています。

missynp.hatenablog.com

 

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1本目は現職についてアクセス格差、サイロ型の医療の中でNPとして何ができるかを話しました。

 

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2本目はAPN後援会の活動の1つ。ビジョンワークショップについて。APNが集まればどこでもピアサポートは生まれる、と言うメッセージ。

 

同じ日に背中合わせのスケジュールで控室へ行く間もなく次へ。1本目のあとに米国の免許管理団体の方から、絶対メール頂戴と名刺をもらいました(お話をする時間がなかったので)。ここからどんな繋がりになるのか楽しみ。同じグループの登壇者ともメール交換中で、このようなことが起こるのが楽しい学会。

 

さあ、来年の台北の学会の抄録締め切りまで10日を切りました。急がなくては

 

私なんて無理、と思う人こそチャレンジして欲しい。思ってるより敷居の低いのがこれです。明日に続きを書きます。

 

冒頭写真: 開会式の様子

 

 

 

 

 

背中を押してくれる人

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4日間の学会を終えて空港へ来ています。今回の学会も多くの出会いに恵まれました。一番の驚きは私の背中を押してくれた方との再会。

 

初めてのICN NP/APN学会はパンデミックで1年遅れでオンライン開催へ。2021年のことでした。オンラインで交流を深める為にZoomのブレイクルームが3分だったかな? で繰り返し行われました。その時に出会った方です。自己紹介で自分の仕事について話したら、

 

それを次の学会に提出して!

 

と言ってくれた人です。その頃はアカデミックでない自分にコンプレックスを感じていた頃でした。仕事について書いてって言ってもどうやれば良いか、全く分からない頃でした。彼女のことは知っていました。同じ州で働くNPです。博士号も持ち、ICN NP/APNのステアリングコミイティーで活躍されている。APNの教科書にも執筆されている方です。先日販売されたこの本にも名前が出ています。

 

https://share.google/DevPg1q8Xo2mQuxpk

 

どうやって書けば良いのかさっぱり、でもコンタクトを取る勇気もなく(職場は異なる)。2023年のコングレスに参加してようやくイメージが湧き、2024年の学会で発表をしました。それからヘルシンキ、今回のナッシュビルと来たのです。

 

大学院の級友が設けてくれた夕食会で再会。もちろん彼女はそんなこと全く覚えていません。笑っていました。最終日になって同じホテル同じ飛行機できて、同じ飛行機で帰ることが分かり、ライドシェアをしてまた夕食を共にします。

 

ICNの仕事は辞めて1年(と言っても今回もモデレーターとして活躍されていました)。来年には退職を決意した彼女。私より6つ年上だと知りました。

 

私は背中を押してくれる人に恵まれている。私も彼女と同じように沢山の人の背中を押していきたい、と思いました。

 

冒頭写真: さすが音楽の街。どこのターミナルも生演奏が響いています。

背中を押してくれる人

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4日間の学会を終えて空港へ来ています。今回の学会も多くの出会いに恵まれました。一番の驚きは私の背中を押してくれた方との再会。

 

初めてのICN NP/APN学会はパンデミックで1年遅れでオンライン開催へ。2021年のことでした。オンラインで交流を深める為にZoomのブレイクルームが3分だったかな? で繰り返し行われました。その時に出会った方です。自己紹介で自分の仕事について話したら、

 

それを次の学会に提出して!

 

と言ってくれた人です。その頃はアカデミックでない自分にコンプレックスを感じていた頃でした。仕事について書いてって言ってもどうやれば良いか、全く分からない頃でした。彼女のことは知っていました。同じ州で働くNPです。博士号も持ち、ICN NP/APNのステアリングコミイティーで活躍されている。APNの教科書にも執筆されている方です。先日販売されたこの本にも名前が出ています。

 

https://share.google/DevPg1q8Xo2mQuxpk

 

どうやって書けば良いのかさっぱり、でもコンタクトを取る勇気もなく(職場は異なる)。2023年のコングレスに参加してようやくイメージが湧き、2024年の学会で発表をしました。それからヘルシンキ、今回のナッシュビルと来たのです。

 

大学院の級友が設けてくれた夕食会で再会。もちろん彼女はそんなこと全く覚えていません。笑っていました。最終日になって同じホテル同じ飛行機できて、同じ飛行機で帰ることが分かり、ライドシェアをしてまた夕食を共にします。

 

ICNの仕事は辞めて1年(と言っても今回もモデレーターとして活躍されていました)。来年には退職を決意した彼女。私より6つ年上だと知りました。

 

私は背中を押してくれる人に恵まれている。私も彼女と同じように沢山の人の背中を押していきたい、と思いました。

 

冒頭写真: さすが音楽の街。どこのターミナルも生演奏が響いています。

看護師から高度実践看護師へ

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NP学生実習中に頻回に言うこと。これを意識して考え、行動して欲しい。もう看護師ではなく、診断、処方、治療計画ができるプラクティショナーへとの意味。

 

問診と所見をとっても、なぜそれらを集めているのかの意味を知っていなければ、その情報は診断と治療計画の中で使われない。

 

看護師時代は沢山のチェックボックスがあり、アルゴリズムも使う。その意味を知らなくてもチェックさえすればよく、矢印に沿って進めば良い。知識がなくても答えにたどり着けるツール。しかしAPNではそれでは看護師と同じと言われてしまう。

 

限りなく広いグレーの中で責任ある行動を求められるからだ。胸を張って、どうしてそうしたのか? が答えられず、集めた情報も活かせないのなら、、、と口を酸っぱくしてしまう。

 

この変化の山越えができますように! 

 

冒頭写真: さあ学会へ向かって出発です。

 

やはり楽しい

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2年ぶりのNP学生の実習が始まりました。現職に就いて2年。良い頃合いです。

 

しかし、自分自身が完全に現職の環境を理解しているわけではないので不安は沢山あります。

 

例えば、アクセスカード。これがなければトイレにもいけない要塞の中が職場。誰に頼めば学生のアクセスを入れてくれるか知らなかった。

 

電子カルテのスクリーンが違うとか、予約ができない、とかアクセスがないとか、臨床実践のうえでは関係ないことの調整は私も始めて。あ〜疲れた。

 

で、質問も山ほど来ます。普段の2倍ぐらい喋っています。前もそうだった。それが実習。それでも楽しい。指導の中で自分の頭の中はどんどん整理されるし、NPとは? を熟考する機会にもなるから。後輩を育てるのは将来への課金です。日本でも診療看護師が診療看護師を指導する実習制度ができますように! 

 

 冒頭写真: 7月のキャンプ旅行はアルバータ州最大の湖の湖畔キャンプ。レイクフロントを確保してラッキー。

 

どっちが良いのか?

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学会の参加費用は、誰のための学会かによって参加費用は異なります。医学学会、つまり医師のためのものであれば、医師の参加費は高く、その他の医療職はその半分近く、なんてことも。特に最近は患者の参加を許すところも多く、一般人も参加できる学会も。

 

さあ、医学をプラクティスするのは医師だけではなくなって久しいカナダ。前職の州ではNPも同額の参加費を払うようになっていました。いくらNPが認められ、必要とされる職業になっても給料は医師の1/3程度。同額を請求されるのは辛かった。

 

で、先日学会の参加費を支払いました。メンバーシップ割引があっても医師の参加費は日本円にすると15万円。あちゃ~高っ! 痛いわ〜食事もしっかりついてくるし、ホテル系列のコンベンションセンター開催だから仕方ないか、と思っていましたが、よく見るとNPはその他の医療職に入るようで6万円。ホッとする一方で複雑な気持ち。因みに3日間の学会です。

 

参加費用が安くなるのは嬉しいけれど、処方をするプラクティショナーとして認めてもらえていない印象を持ってしまう。贅沢な悩みですかね。

 

冒頭写真: カノーラオイルのお花で黄色に染まる大地。7月上旬